このサイトでは、収集したポストカードを元に管理人が旅の思い出や日常について語っています。今回は、映画感想「ディズニーシリーズ」第13回(通算第20回)。

「都会版蒸気船ウィリー」
ミッキーマウスの短編シリーズ第48作。原題は「Building a Building」。1933/1/7公開。摩天楼の建設現場で働くミッキーがお弁当屋のミニーを巡ってピート親方と対立する話。ミッキーが怪獣のような重機を操っていたり、鉄骨やクレーンなど、建設現場ならではのシチュエーションでのギャグが楽しい一作。そして、ミニーのお弁当の「ボロミア、マカロニ、ハックルベリーパイ」という歌が耳に残る。とうもろこしもあるよ!
個人的には、この作品は「蒸気船ウィリー」をかなり意識しているという印象。「陽気な農夫」でも似たようなこと言ってただろ、と思うかもしれないが、あれとはまた別方向から蒸気船ウィリーのリベンジをしているイメージである。具体的には、親方のピートとミニーを巡って思いっきり対立している点。ピートが上司、ミッキーが部下という関係は蒸気船ウィリーと同じだが、あちらではミッキーが好き勝手やった挙句ピートに怒られて話が終わったのに対し、こちらでは派手な追いかけっこを演じ、最後にピートが工事現場を巻き込んで自滅し、「お前はクビだ」と捨て台詞を吐く。そしてミッキーはミニーと共にお弁当屋を始めることにして颯爽と現場から去っていく。本作でミッキーは蒸気船ウィリー時代に完全にリベンジを果たしたと言えるのではないだろうか。あと、ハックルベリーパイを食べてみたい。

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