このサイトでは、収集したポストカードを元に管理人が旅の思い出や日常について語っています。今回は、映画感想「ディズニーシリーズ」第10回(通算第17回)。

「アメフト界にタックルするネズミ」
ミッキーマウスの短編シリーズ第47作。原題は「Touchdown Mickey」。1932/10/5公開。アメフトのチーム「Mickey’s Manglers」を作ったミッキーが猫のチーム「Alley Cats」と対戦する話。
納屋のオリンピックを制覇したミッキーが次に挑戦したのは、アメフトの世界だった。アメフトと言えば、アメリカでは野球を大きく引き離す圧倒的な人気で、国民的スポーツと言える立ち位置にいる。ミッキーがアメリカ社交界でのし上がるに際して、アメフトを選んだのは妥当な判断だろう。だが、アメフトと言えば体格が大きいほど有利というイメージがある。ネズミという不利な体格でそこに乗り込むというのは勇気を通り越して無謀と言えるかもしれない。しかし、それでも立ち向かうのが我らがミッキーである。
さて、ここでミッキーのチーム名に注目していただきたい。Manglerというのは粉砕機というような意味で、アメフトのチーム名や選手の愛称として使われることがあるらしい。ちなみにAlley Cats とは野良猫という意味。名前にMickey’sと付いているという事は、このチームはミッキーがオーナーをやっているという事だ。加えて、試合内容から見てもミッキーがキャプテン、メンバーにはダックスフンドやヤギ、ブタがいるので、オリンピック等に出演した納屋の動物達だろう。つまり、ミッキーは金を出してアメフトチームを設立し、自らキャプテンとして納屋の動物達を束ねてアメフト界に殴り込んだというわけだ。アグレッシブすぎる。しかもクライマックスでは、多数の野良猫の妨害にも関わらずタッチダウンを決めたのである。もはやネコ数十匹など恐るるに足らず、というミッキーの実力を世に知らしめた記念すべき試合と言えるだろう。

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