抜歯!

このサイトでは、収集したポストカードを元に管理人が旅の思い出や日常について語っています。今回は、親知らずを抜歯した時の経験について。

実は、親知らずを2本抜くことになった。10年以上前に右上を抜いて以来である。今回抜くのは下の歯を2本。去年歯医者に行った時、レントゲンを見た先生から抜くのを勧められていた。どちらも真横に生えていたため、奥歯とぶつかって虫歯の原因になる可能性があるからだが、この時点では緊急性が低い+大型病院での予約が必要+子供が生まれたばかり(+単純な苦手意識)という理由で先送りにしていたのである。しかし今年に入り、子供も少し大きくなったので、とうとう抜くことを決意。先生に紹介状を書いてもらい、最寄りの協同病院に足を運んだ。

この病院には初めて来たが、地域でも屈指の大病院で、初診は基本的に紹介状持ちの人しか受け付けてないらしい。とにかく広く、外来も30個くらいある。ついでに院内のミニストップも町にあるのと同等の規模で、妻が息子を産んだ病院の売店よりも品揃えがいい。受付を済ませると地図を片手に院内を進み、CTを撮ってから診察室へ。先生と面会し、手術の日程を決めたのだが、空いてるのは4ヶ月くらい先だった。6月に右下の親知らずを抜歯、一週間後に抜糸、その翌月に左下を抜歯&抜糸というハードスケジュール。1本抜くだけでも後遺症が怖いのに、僅か一月後にもう一本抜くのは今考えると大胆な決断だったが、どうせ2本抜くのなら一気にやった方がいいと考えたのだと思う。だが抜歯の日が近づくにつれ、段々と不安になってくる。貰った手術の説明書には「歯肉を切開する」だの「歯を砕く」だの物騒なことが書いてあるので、読んでもあまり安心はできなかった。

そして、ついに迎えた抜歯の日。ちなみにこの日は月曜日で、有休をとって臨んでいる。診察室に行き、まずは歯茎に麻酔して10分ほど待機。だんだんと右側の感覚が消えていくような(口内が宇宙空間になったような)不思議な感覚に。そして遂に手術が開始。麻酔しているので痛みも何も全く感じないが、口内に器具を突っ込まれて何かされてる事は分かる。口の中で金属がぶつかる音が響き、続いて顎の中で何かが砕ける感覚がする。気付かない間に歯肉の切開が終わり、歯を砕いて取り出しているのだろう。手術は20分程度で終わり、砕いた歯を見せてもらったが持ち帰るのは遠慮した。抜糸の予定を確認し、痛み止めを処方されてこの日は終わり。

さて、ここからが本番だ。手術前に聞いた説明によると、当日は麻酔が切れる前に痛み止めを飲み、お風呂は非推奨。顔の腫れは2日後くらいがピークで、その後一週間ほどで引いてくるらしい。とりあえず妻子と合流し、車で帰途に着く。既に口の中は血の味がしていた。途中で喫茶店に寄り、痛み止めを飲むついでにアイスティーを飲んでみた。染みることはなかったが、やはり血の味。帰宅後、手術から3時間半ほどで麻酔が切れる。痛み止めは効いているが、徐々に右奥に痛みが発生。口内宇宙空間理論で言えば、痛みのブラックホールが出現している。そして晩飯の時間になって気付いたが、口を大きく開けての咀嚼ができなくなっていた。ラーメンサラダで食べられるのは麺のみ、レタスは食べられなかった。

それから一週間の様子は、ダイジェストでお送りする。

2日目、火曜日。あまり痛みはないが、朝の食パンは半分しか食べれなかった。昼の弁当は全て柔らかいものにしてもらった。夕方に鎮痛剤が切れる。頬の腫れが強くなり、一歳の息子のような、飴玉を入れているような丸ほっぺに。会社の人に宍戸錠みたいと言われる。宍戸開なら知ってるけど

3日目、水曜日。腫れは早くもやや引いていたが、夕方には少し痛み始める。ご飯粒が歯茎と腫れた部分の間に挟まって気になる

4日目、木曜日。外部から見るとほとんど腫れは引いたが、口内にはまだ芯が残っている。この辺りから少し硬めの物も食べられるように。

5日目、金曜日。木曜と同じ。

6日目、土曜日。金曜とあまり変わらないがときどき痛む。あと息子から風邪をもらって鼻水が出る 

7日目、日曜日。昨日よりは腫れが引いた。夕方にまた痛み出したが、お風呂に入った直後だったからかもしれない。でも風呂には入りたい。

8日目、月曜日。一週間経ったので半休を取って病院で抜糸。特に痛みはなく、一瞬で終わり。傷口が治ってないので前回と同じ抗生剤と痛み止めを処方される。腫れの気になり度合いは口内炎くらいになってきた。

そして2週間経った現在の様子はというと、腫れ具合は1週間後とあまり変わらないが、痛みはほぼ完全に無くなった。それよりも風邪が地味に続いているのと、息子が新たに腸内炎になって吐き&下痢が始まったのでその対処で忙しい。

ともあれ、しばらく記録を取っていたおかげで親知らず(下)を抜いた時の注意点と対処法が見えてきた。手術時と直後の痛みはそんなに無いが、数日は口が開かないので柔らかい物を食べるように意識する。一番つらいのは口内の腫れの痛みで、夕方頃に強くなる傾向あり。外から冷やすと痛みが消えるが触った分の反動もあるので、存在を忘れるのが一番楽。あとは冷たい飲み物を口に含んでおく。1週間経てば痛みは無くなるが、腫れは小さいながらも残り続ける。これらを意識して、一月後の左下抜歯に備えたい。

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