Happy100 Days(お宮参り&お食い初め)

育児

このサイトでは、収集したポストカードを元に管理人が旅の思い出や日常について語っています。今回は、我が子の誕生100日祝いのイベント(お宮参り、お食い初め)について。

早いもので、我が子が産まれてから100日が経過した。この節目に、お宮参りとお食い初めをまとめてやってしまおうという以前からの計画を、とうとう実行に移す時が来たのである。念のために説明すると、「お宮参り」は赤ちゃんの健やかな成長を祈るため神社などに参拝する行事で一般的に生後1ヶ月頃行い、「お食い初め」は赤ちゃんが食べ物に困らないように祈念する儀式で生後100日前後に行うものなので別々の行事だ。しかし我が家では5月末に産まれたため、真夏にお宮参りに行くのは大変なので100日目付近のお食い初めと一緒に行いたいと以前から話し合って決めていたのである。ちなみに、真夏じゃなくても生後1ヶ月でお参りに行くのは大変なので、お宮参りとお食い初めを一緒に行う家庭は結構あるらしい。

そういうわけで、100日を過ぎた後の大安の日曜日にお宮参り&お食い初めを開催することにした。場所は相模国の一之宮こと、寒川神社である。ここに来るのは新居を建てた時にお祓いをしてもらって以来だ。まずは、妻(息子から見ると母)と義母(祖母)の着物の着付のために開始時間の一時間前に参集殿に集合。義父と2人で赤子のお守りをしていたが、予想通りグズり始めた。揺れながら抱っこしたりベビーカーのファン付シートを作動させたりしてあやしていると、着付を終えた妻たちが合流。赤ちゃんの晴れ着であるレンタルの掛け着を選んだ後ミルクを飲ませ、自分の両親(祖父母)とも合流した後、受付を済ませて境内へと向かう。

この日は大安かつ日曜だったので祈祷受付にはかなりの人数が並んでいたが、我々は事前予約済のためスムーズに入場できた。そして二階に移動し、待合室で順番を待つ。寒川神社の御祈祷は一度に数十人単位で行われるので、広めの待合室で順番を待つことになる。ここで赤ちゃん、というか抱っこしていた自分の上から掛け着を被ったが、再びグズりだしたのでその状態で廊下でウロウロしていた。そしていよいよ本殿に移動し、御祈祷開始。後ろの方に陣取っていたが、予想外通り祈祷の途中でグズリ始める我が子。今までの様子を見れば分かるように、赤子を神社等に連れていく際の一番の注意点は、いつ泣きだすか分からないという所だ。生後3ヶ月でこれなのだから、1ヶ月の大変さは想像するも恐ろしい。ただ救いだったのは、自分達の他にも小さい子供を連れている集団が結構いて、後部列に固まっていたことだ。赤ちゃんの群れというのは常に誰かしらがグズっているので、うちの子が泣いてたからといって悪目立ちすることはなかった。

そんなこんなで御祈祷は無事に終了し、参集殿に戻ってきた。案内された3階の会食部屋の中は、既にお食い初めの準備が整っていた。大人用のお膳が6人分と、お食い初め膳が1つ置かれている。我が子は男児なので、容器の色は赤だ。中身はもちろん赤飯にお吸い物、尾頭付きの鯛、そして歯固め石などが揃っている。マニュアルはあったが手順などを細かく指示されることはなかったので、子供がご機嫌なうちにお食い初めの儀式を開始する。

お食い初めの儀は、ご飯→汁物→ご飯→魚…といった順番で食べ物を赤ちゃんに食べさせる真似をするという一連のサイクルを3回繰り返す。食べさせる役目は赤ちゃんと同性の最年長者(つまり自分の父)が務めるのが習わしだが、最近は自由でいいらしいので、自分(父)と父と義父(祖父2人)が一回ずつ行うことにした。最初のうちは赤子もご機嫌だったのだが、最後の自分が食べさせる番になると、飽きてきたのかグズり始めたので、さっと切り上げてミルクに切り替える。その間に大人達も食事を進め、お食い初め膳の鯛達も忘れずに食べてお食い初めの儀は終了となった。

というわけで、お宮参りとお食い初めをどうにか無事に1日で終わらせることができた。やはり秘訣は、赤ちゃんの不機嫌な時間を回避するよう事前に計画し、当日も上手く立ち回ることだと思う。とはいえ、一日中そんなことだけを考えていたわけではない。ただでさえ親族が集まる機会が減っている昨今、赤ちゃんの成長や食について皆んなで祈願することができて良かった。今後もこのような伝統行事にはなるべく参加して思い出を残していきたい。

家で撮った100日の写真と、お宮参りの時の写真

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