雨の神戸ベイエリア

旅行

このサイトでは、収集したポストカードを元に管理人が旅の思い出や日常について語っています。今回は、3月中旬に神戸に行ってきた時の話。

メリケンパークの「BE KOBE」のフォトスポットと神戸タータンを組み合わせたポストカード。現地のロフトで購入した。ちなみに横に見えるオリエンタルホテルに泊まった

3月中旬、神戸へ旅行に行って来た。自分は以前に一度しか行ったことが無いが、妻の実家の実家が神戸だったため、観光地などにはそれなりに詳しい。それに便乗する形でベイエリアを見て回ろうという魂胆だったのだが、以前の記事にもあった通りの雨男&雨女が見事に発動してしまい、天気は曇り空。目玉のポートタワーも4月まで改装中と、パッとしない点も多かったが、水族館に行ったりハーバーランドを散策したりと、できる範囲で楽しんだ。

さて、神戸港沿いにメリケンパークやポートタワー、ハーバーランド等が立ち並ぶ神戸ベイエリアは、横浜で言うと「みなとみらい」を連想させる。それだけでなく、神戸港の周辺には横浜を連想させる地名が妙に多い事に気付いた。中華街に元町、外国人居住地、ついでに観覧車まである。同じ日本の港町とはいえ、ここまで同じように街が発展するものだろうか。他の港町ではどうなのか、興味深い問題である。

みなとみらい地区に比べると、全体的に小ぢんまりとした印象がある神戸港だが、個人的にはみなとみらいよりも神戸の夜景を見ている時の方が心が落ち着く気がする。その理由を考えてみた。そもそも、小さくまとまっているのは必ずしも悪いことではない。同じ海沿いでも、パシフィコ横浜付近から山下公園まではかなりの距離がある。元町・中華街まで含めれば尚更だ。みなとみらいは予想以上に広く、歩いていると結構疲れるのである。それに加えて、神戸は少し足を伸ばせば六甲山や有馬温泉等の山の観光地にも簡単にアクセスできる。これは横浜には無い強みだと思う。神奈川で同じような場所となると、伊勢原や秦野、場合によっては箱根あたりまで行く必要があるだろう。

それから、妻の言葉を借りれば「横浜の夜景は社畜の夜景」だから、見ていて心が癒されないというのもあるかもしれない。社畜の夜景なんて日本全国にあるような気もするが。まあとにかく、今度神戸に行った時はポートタワーや有馬温泉など、今回行けなかった場所に行ってみたい。天気に恵まれるといいのだが。

曇り空の下のポートタワーや海洋博物館。これはこれで味がある

コメント

タイトルとURLをコピーしました