このサイトでは、収集したポストカードを元に管理人が旅の思い出や日常について語っています。今回は、2023年6月に東京ディスニーランドに行った時の思い出。
ランドで売っていた40周年デザインのポストカード。パークはいつ行っても複数のデザインのカードが用意されているのが嬉しい
久しぶりにTDLに遊びに行った。40周年イベントの真っ最中で、ピンク色の垂れ幕や三角形の飾り(ガーランドと言うらしい)があちこちに装飾され、キャラ物の衣服を身につけた人々で溢れ、全体的に浮かれた雰囲気だった。つまり、いつものディズニーランドである。
若い頃は自分も舞浜によく行っていた。小中学生の頃に行き始め、ランド15周年やシーオープンの頃はよく覚えている。大学ではディズニー関係のサークルに所属し、月一ペースで遊びに行ったり、なんならバイトしてた事もあったが、就職して以降は頻度がガクンと減った。理由は自分でもよく分からない。単に行きすぎて飽きてきたのかもしれないし、入場料が上がり続けていたせいかもしれないし、裏を見たことで冷めてしまった面もあるかもしれない。ともかく、ここ数年は全く足を運んでいなかった。
そういうわけで数年ぶりの訪問となったディズニーランドだが、本質的には昔のままだった。アプリで全てを管理するようになっていたり、新エリアができたり、自動レジが導入されてたりと、細かい変更点は沢山あるが、根底に流れる空気感は同じだった。ゲートを入ってすぐに感じる、日本から切り離されたような浮ついた空気。ワールドバザールを歩いていても、カリブの海賊に乗っていても、パレード待ちで路上に陣取っていても途切れることはない。多分この空気感こそ人々を惹きつける、ディズニー独自のフェロモンなのだと思う。そしてこの空気は、夢の国を作ろうとする大勢の人々の努力によって成り立っている事が今なら分かる。だから今後は、その努力に敬意を評してディズニーを訪問したいと思う。
40周年の装飾が施されたワールドバザールの屋根を入り口側から。やっぱりランドではこのアングルから見る光景が一番好きかもしれない
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