このサイトでは、収集したポストカードを元に管理人が旅の思い出や日常について語っています。今回は、映画感想「平成ゴジラVSシリーズ」第6回。

「シリーズ随一のエンタメ作」
1994年製作の平成VSシリーズ第6作。リトルゴジラの保護者として、ヴィランではなくヒーロー性を帯びているゴジラ、メカゴジラの後継でもある人類の切り札モゲラ、そしてG細胞由来の強大な宇宙怪獣スペースゴジラの三つ巴という、エンタメ性に振り切った内容である。2体の怪獣が力を合わせて更に強力な敵を撃破するという展開は「ゴジラVSモスラ」に近いが、共闘するのがゴジラと人類(モゲラ)というのが作品の流れを感じさせる。
テーマは、探すのが難しいが「執着」だろうか。ゴジラを倒す事にこだわっていた結城隊員は、執着を捨ててモゲラのパイロットとしてスペースゴジラを倒すのを優先させた事で、ゴジラは倒せずとも結果的に生き延びることができた。一方のスペースゴジラはゴジラを倒すことに執着した結果破滅した(あと大久保博士も)。ただし主要キャラのの三枝未希や新城からは執着をあまり感じなかったが…
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